今は、ちいさな子どもたちですが、いつかは社会を担っていかなければなりません。私たち大人ができることは、誠実な心で、深い愛情をもって接していくことだと思います。幼いうちに注がれた愛情が、その子の「生きる力」となって、一生を支えていくことになります。職員一同、人間形成の最も大切なこの時期に、子どもの主体性・自主性を見守りながら、健やかに伸ばしていけるよう日々保育しています。

太陽保育園では、子どもたちとともに、明るく、元気な保育に取り組んでいます。たくさんの自然に触れ、四季折々の美しさを肌で感じています。一人ひとりを大切にする保育の中で、ともに生き、ともに育ち合うことを実践しつつ、 心豊かな保育を行っています。

元気いっぱいな専門講師を招き、英語に慣れ親しむ時間を大切にしています。言語機能が著しく発達する幼少期から英語に触れることで、英語をより身近なものにしていきます。また、パソコンを通して子どもたちに、マウスとキーボードの使い方に慣れてもらい、いろんな学習ソフトを使いながら楽しく時間を過ごしています。

専門の講師を招き、月１回ダンス教室を行っています。子どもたちも保育士も音楽にのって楽しく踊っています。音楽に合わせて身体で表現することの楽しさを感じながら、リズム感や柔軟性を養っていきます。
体育教室では、ストレッチから始まり、跳び箱やマット遊びなどを通して、体を柔らかく柔軟に使えるようにしていきながら、基礎体力やバランス感覚の向上を目指しています。

２年目　くらしき作陽大学

小学生の頃から８歳下の弟の世話をすることが好きで、子どものお世話をしたり、成長に携われる保育士なりたいと思っていました。
子どもができなかったことをできるようになった時や、保護者の方と一緒に子どもの成長を喜べた時にはやりがいを感じます。入園当初は泣いてばかりで、なかなか話をしてくれず一人で遊んでいた子が、友だちと一緒に笑顔で遊ぶ姿を見たり、「先生あのね＿」と話しかけてくれた時はとても嬉しかったことを覚えています。
保育士は子どもの命を預かる仕事なのだと改めて実感しています。さっきまで元気だった子が、急に熱を出したり、けがをしてしまったりと様々な危険がありますが、それを防げるのも保育士の存在なのだと感じます。実習やボランティアの時は子どもに注意をしたり、叱ることがなかなできませんでしたが、保育士となった今は先生と友だちとの境界線をはっきりさせるため、また、子どもたちに危険が及ばない様にきちんと叱ることができるようになりました。
これからも子ども一人ひとりと丁寧に深く関わる保育を行いながら、保護者の方と共に成長を喜び、時には相談に乗ることができる保育士として成長していこうと思います。

２３年目（太陽保育園１９年目）　岡山女子短期大学

保育士は子どもたちを育てる仕事であると同時に、自分自身も学ぶことが多く、成長させてくれる仕事だと感じます。子どもの頃は人と話をすることがとても苦手でしたが、この仕事を通して保護者の方との対話や子どもたちとの関わりの中で、苦手意識が薄れてきたように思います。太陽保育園で人間性豊かな仲間と出会えたことは、この園で勤めてよかったと思うことのひとつです。悩んでいるときに話を聞いていただき、相談に乗ってもらえてことで救われたことが何度もあり、また前向きに頑張ろうと思うことができました。
保育園では何人もの子どもたちの成長を見守ることができ、成長の喜びを感じることができます。初めて乳児の保育にあたった時にはその成長の大きさに感動しました。
これからも太陽保育園が温かく家庭的な園であると同時に、集団の力（子ども同士で育ち合う力）で子どもたちがたくましく育つことを望みます。そして、若い先生から年配の先生まで一緒に働ける園でありたいと思います。そこで、おばあちゃん先生として保育のお手伝いができれば嬉しいです。