大人の私たちからすると何でもない些細なことが、子どもたちにとっては大きな発見だったり、小さな感動だったり、不思議な事だったり、悲しいことだったり・・・。色々なことを感じているのです。時には目を輝かせ、時には目に涙をいっぱいいためて・・・。そして、穏やかな時間もながれて・・・。そんな日々の生活のなかに保育者としてのやりがいは存在するのです。子どもたちにも職員（大人）にも同じように感じてほしいです。人と人とが出会い、安心してつながりあえる場として、一人ひとりが「輝き」を持てる場として。ゆうわ保育園は子どもも大人も一緒に育ち合い、補い合える場所でありたいと願っています。子どもたちの力を信じること、子どもたちや職員の輝く笑顔を大切にし、笑い声があふれている、そんなゆうわ保育園を目指しています。

登園してから降園するまで、ゆうわ保育園の中心は子どもたち。
大人のペースで子どもを動かすことのないように、温かい心で受け入れることを大切にしています。同じ年齢でも育ちも様子も違う子どもたち。
一人ひとりの姿をじっくりと見つめ、自発的なあそびを通した保育、関わりを大切にしたあそび、そして子どもの主体性を育てています。

経験からの気づきや学びを大切にした保育をしています。
「汚れる」「危ないから」といって子ども経験を狭めないようにしています。様々な関わりのなかで生きる力を育てています。たてわりではない異年齢児保育。そのなかで子どもたちは自分の好きなあそびをみつけて楽しんでいます。そして、そのあそびを通して気づき、学び成長していくのです。

ゆうわ保育園はチーム保育で取り組んでいます。
職員ひとりの力ではなく、みんなで補い合い、必要な役割を分担し活かし合い、連携をし合うチーム保育。
例えば、ベテラン職員、若手職員でチーム保育をすることで、状況に合わせた対応ができ、若手職員も保護者から相談を受けることもあります。日常の保護者対応から役割を分担することができ、チーム保育での保護者支援へも発揮しています。そして、若手職員にとってその保護者支援の経験を積み重ね、自信、やりがいへ繋がります。また子ども一人ひとりの成長をチーム全員で見つめ、共有することでひとりでは日頃気づけない子どもの素敵なところを沢山発見することができます。

金城 未斗　ゆうわ保育園　勤務歴6ヵ月　専修学校育成カレッジ学院

ゆうわ保育園へきて、ちょうど６ヵ月ですが、当初は動きたいけど、どう動いたら良いのか分からない。そんな葛藤の連続でした。
その中で助けてくださったのは先輩職員でした。「一緒にやってみる？」と声をかけてもらい、実践をふまえながら教えてくださいました。
また、自信に繋がる経験もさせてもらいました。ある園内行事でスタンプラリーを用いる提案をしたところ「それいいね～、やってみよう！」と、取り入れてもらいました。褒めてもらった事がとても嬉しく、自信を持つことができました。これからももっと自信をつけ自分の考えやアイディアを出せるように学んでいきたいです。

上間 綾子　ゆうわ保育園　勤務歴20年目　出身校：沖縄キリスト教短期大学

音楽に関わる仕事に就きたいという夢が、前園長先生とのご縁へつながり勤めることとなりました。リトミックの担当をさせてもらい音楽に関わる仕事に就きたいという夢を自己実現させてもらったこと大変感謝しています。現在は、４歳児の担任として、成長・個性に合わせた保育、そして子どもたちが「おや？」と感心が高まる新鮮な保育を実践するために試行錯誤の毎日を過ごしています。時には悩むこともありますが、子どもたちの前向きな表情、笑顔に救われています。どんな小さなこと、些細なことでも「きれいだね」「楽しいね」と感じることのできる心を育み、好奇心が意欲に繋がっていくようにこれからも携わっていきたいです。

大嶺 彩未　ゆうわ保育園　勤務歴6年目　出身校：沖縄中央学園

チーム保育を通して、他の職員から様々なことを身近で学ぶことができ、ヒントを得ることができます。学び合える、相談し合える環境のおかげで安心して保育ができています。例えば、お楽しみ会の司会をどきどきしながら終えたとき、先輩職員から「緊張したでしょう。上手だったよ～！」と声をかけてもらい、頑張りを認められ大変嬉しかったです。その経験をこれからは後輩職員へ伝えていきたいです。保育の仕事は日々反省、日々勉強です。私自身、自分の保育に自信がなくなったときがありました。けれど、子どもたちの「先生、たのしいね～」「ゆうわ保育園の先生になりたい～」という言葉に励まされました。これからもこの子どもたちのために頑張っていきます。