保育の制度も変わってきていて、保育士に望まれることが増えてきています。
実際の保育だけでなく、様々な知識や経験を重ね、身につけることも仕事なのです。
保育士は、子どもに伝えなければならない当たり前のことができなければなりません。
例えば、あいさつ、箸の持ち方など、保育士は子どもの手本となるのだから「子どもの前に立っても大丈夫だろうか」と常に意識して欲しいのです。
自分が目指した職場なのだから保育士は現場で、学ぶこと・関わることに積極的になって欲しいと思います。保育の勉強以外にもさまざまなアンテナを張ってみてください。そこから学んだことや経験が、自分自身の心の豊かさに繋がるはずです。

最近よく耳にする「気になる子」、でも苦手なことは誰にでもあるはず。当園では個別サポートを取り入れ１対１での関わりから友達との関わり方を学んだり、苦手なことを自信に変えられるような支援を行っています。「先生に聞いて欲しいことがあるんだ。」と自分の思いをせきを切ったように話し始めるA君の自信あふれる言葉、自分の気持ちを言葉にすることが苦手なS君が何度も繰り返す「楽しかった～」、「僕の体にはコビトが住んでいて耳の中で話を聞いていたコビトが脳に教えてくれるんだ」と話すK君の世界観。こども達の「つぶやき」や笑顔を大切に、ひとりひとりが自己を十分に発揮できるよう、個性を尊重したサポートをしていきたいと思っています。

坂上明日香　保育士

歳の離れた弟が生まれてから、小さい子どもが好き！可愛い！と思うようになり、保育士という仕事を選びました。自然に囲まれ、子どもたちが伸び伸びと元気に遊んでいる姿を見て、この園で働きたいと思いました。働いてからは毎日子どもの笑顔を見て、やりがいと幸せを感じています。これからはもっともっと子どもの気持ちに寄り添い、子どもたちと一緒に成長していける保育士になりたいと思います。